こんにちは、まる先生です。
以前に始業式までにやっておくことを紹介したのですが
今回は、クラス担任として個人でやっておく事に焦点を絞り、詳しく紹介していきたいと思います。
ですので、要録を分けるとか教材を購入とか学年で相談してやる内容は省きます。
(単学級の人は、始業式までにすることを見て全部1人でやってくさい!!)
私は、17時台に必ず退勤しています。
そして、家でも仕事はしていません。
なぜそれができるのか?
それは、クラス開きまでに万全の準備を整えているからです。
今日は、その万全の準備を紹介します。
準備は、3つに分かれます。
①教室環境編
②教材準備編
③学級開き編
そして気をつけないといけないのが、他のクラスとの兼ね合いです。
例えば、宿題なんかは、自分のクラスだけ用意するよりまとめて、同じ学年分印刷した方が良いですよね?逆にこだわりがあるから、別でっていう先生もいます。
他にも、主任の先生がめあてカードを準備している、朝の会のやり方が決まっている、なんてこともあるので、まずは、自分はどんな準備が必要か?相談してくださいね。
では、まる先生の万全の準備です。
①教室環境編
教室環境編は、教室のそうじ、掲示物、収納などについてです。
ある程度環境を作って学年をスタートすることで物の置き場所、座席、掲示物の位置など先生も子どもも混乱が少なくてすみます。
◎教室の掃除をする。…おそらくすでにきれいだと思いますが、箒で掃いたりましす。
◎机をすべて同じ高さにそろえる。…班にしたとき活動しやすくなります。体の大きさによって使い辛いなどは、椅子の高さで調節しましょう。
◎教室の使い方を考える…机や棚などをレイアウトする。児童のロッカーの場所や教具の収納、絵の具セットや習字セットの置き場なども考えよう
◎児童机の位置、班の組み方を決める
・机の場所が確定したら、机の脚が来る位置を床に赤ペンで目印をつけておくと良いです。(学校が始まっても児童自身が定位置に合わせられます)
※班を組むときは4人以下、男女比をほぼ同じとして、班にしたときに黒板に背を向ける子がいないように工夫します。
◎ロッカー、靴箱、傘立てにシールを貼る
◎自分の荷物を運び入れる…担任発表がまだのため、ロッカーや引き出しにしまい見えないようにしておく。
◎掲示物の場所を考えておく…まる先生の場合グループをつくりグループごとにスペースを確保します。
・読み物グループ…読んで情報を得る掲示物(学校便り、学年便り、学級通信、給食便り、保健便り)
・役割グループ…自分の役割を確認する掲示物(給食当番表、掃除当番表、係の仕事カード、委員会・クラブ一覧など)
・めあて、目標グループ…委員会や学校できめた目当てを掲示します。(今月の目標、〇学期の目標、保健目標など)
・授業で作成した作品グループ…(図工の絵、習字、観察カード、新聞、自己紹介カードなど)
・フリースペース…(係で製作した物、ポスター、広告、イベントの案内などを掲示するスペース)
学校にもよりますが、教室の後ろ、横、廊下など掲示スペースを確認して決めます。
※教室の前面には、気が散ってしまうので掲示物は、貼らない方がいいよ言うのが主流の考え方です。
ここまで行えば、環境面はバッチリです。今後②教材準備で作成した物をタイミングを見て掲示していきましょう。
②教材準備編
教材準備は、教材研究や児童の勉強につかうものもそうですが、掲示物も含みます。
◎主要教科の教材研究
・板書内容をノートに書く…国、算、理、社、英は、授業時間も多い上、板書も必要となるため、隙をみて教材研究をする必要があります。
とはいっても私は、授業で児童が使う物と同じノートに黒板に書く内容を書くだけです。それを見ながらしゃべり、活動時間を設け、ノートの通りに黒板に書いていきます。
・配布する教材をコピーする…教科書にはコピーして使うもがついています。(国語の穴埋めプリント、理科の実験カード、社会のまとめプリント、算数の計算問題、手作りのプリントなど)教材研究が終わった段階で必要と思う物は、まとめて1単元分、すべて児童分を用意しましょう。手作りのプリントを作った場合も同じです。
基本これで授業は成立します。最初の1単元分は始業式までに予習します。心の余裕が生まれます。
◎宿題・小テストの印刷
・宿題は基本(国語1つ・算数1つ・音読・自学・週末は日記)を出しています。3年生以上の場合です。
漢字ドリルや算数ドリルもあるのですが、算数と国語のプリントも必要なので1単元分は先に印刷しておきます。宿題にしなくても授業中や朝学でも使えるので多めでも大丈夫です。
・小テストは、漢字テストや計算テストなどする場合や朝学の時間がある場合は、その教材をまとめて一定期間分印刷しておくことをオススメします。
◎活用頻度が高いプリントをまとめて印刷
作文用紙、音読カード、欠席者連絡カード、忘れた児童用にはノートをコピーしたものなど、今後頻繁に必要となるプリントは、多めにコピーし持っておくと便利です。
◎クラス開きに必要書類を準備
・学年だより
・めあてカード
・自己紹介カード
・係カード
・日直カード→児童に名前を書いてもらい、ラミネートします。
・児童名簿
・座席表
・時間割表
◎教室掲示物を作成
・①で説明した教室掲示物の見出し
・給食当番表
・掃除当番表
・黒板に貼る連絡カード
・授業で使うカード
・児童ネームプレート
③学級開き編
◎つけたい力、目標、めあてなどを明確にしておく。
自分がこのクラスをどんなクラスにしたいのか考えていきましょう。(学校や市の目標に合わせて考えると良いでしょう)
◎クラスのルールなど自分の中でしっかりと考えておく。
指導がぶれると、子どもたちもぶれます。先生が怒ること、宿題を忘れた場合どうするか、など決めておくと良いでしょう。
◎自分の自己紹介
子どもたちの心をつかむ自己紹介を考えておきましょう。
◎3日間の予定
黄金の3日間なんて言われていますが、確かに重要です。
クラスのオリエンテーションだったり、配布物をくばる、掃除、アイスブレイクなど
子どもがこのクラス楽しい、安心したと思える3日間にしましょう。
以上です。
今回は期間が短いので始業式までにすべての準備を終わらせることができないと思います。
始業式を終えてからでも大丈夫ですので、早い段階でコツコツ準備捨て行きましょう。
ここまで書いといてあれですが、
初任の方は、とりあえず、主任のまねをすればなんとかなります。
とりあえず1単元分の授業の準備だけしておきましょう。
少ししんどいですが頑張りましょう。
私もこの時期は家で仕事をしています。
ありがとうございました。
では、また
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