
みなさんこんにちは、まる先生です。
今年は、4月1日2日が土日ということもあり、始業式まで日がない!!なんていう話を聞きませんか?
始業式は、だいたい6日が多いと思います。それまでにどんな仕事をしないといけないのか?
また、準備期間は、3日間じゃ大変なのか?など、考えていきたいと思います。
まず、前提として知っておかなければならないのは、
4月1日までは、新学期の準備はできないと言うことです。
内示が出ていて、ある程度わかってはいるのですが、学校として動き出すのは4月1日からとなります。
さらに、初任の先生は、4月1日(2023年は、4月3日)の午前中に辞令交付があり、そこから勤務地の市町村の役所へ行き挨拶をすませ、勤務校といなる小学校に行き仕事がスタートします。
つまり、
実質全員そろっての仕事スタートは、さらに次の日である、4月2日(2023年の場合4月4日)からの場合が多いです。
しかし、今年は、時間がないと言うことで、先にできる仕事はしておく、辞令交付後、学校についてすぐに会議スタートなど、特別な対応もあるかと思います。
では、実質2日間でどのような仕事をしなければならないのでしょうか?
学校全体に関する仕事
・着任者挨拶
・今年度の職員紹介、挨拶
・担任発表
・職員室の座席移動(学年ごとに集まる)
・教育目標や学校ビジョンの確認
・校時表の確認
・時間割の確認(事前に調整して作られていることが多いです。)
・校務分掌振り分け
・年間計画の確認
・4月5月の行事予定確認
・始業式の流れ確認
・始業式から数日間の予定確認
・入学式準備、本番の流れの打ち合わせ
・教室の机、椅子の移動
他にも、生徒指導、人権、研究、特別支援、保健、給食などから提案があるかもしれません。
初任の場合、どんどん会議が進んでいき、取り残される事もありますが、とりあえず予定と自分の担当さえ把握すればなんとかなります。
公務分掌に関しては、初任は忙しくないポジションにつけられます。
※校務分掌とは、学校を運営するために教員が分担して行う仕事のことです。
教務、生徒指導、人権、特別支援、研究、体育、各教科、PTA、地域関係、学校の掃除担当、植物のお世話など様々な仕事があります。校務分掌は複数で担当する物や、個人で担当する物があり、担当によっては出張に行く事もあります。
学年の仕事
・学年の引き継ぎ
・学年の行事や動きの打ち合わせ
・要録、保健調査票、児童調査票などの書類分け、返却準備
・教材選定、注文
・届いた教材の仕分け
・学年便り、名簿、時間割票など新学期早々に配布、掲示する書類の作成、印刷
・教室の片付け
・配布物の確認
・遠足の下見
自分のためにやっておいた方が良い仕事
・始業式からの数日間の週案作成
・校区の確認
・教材研究
・目当て、日直カード、ネームプレート、係カード、当番表、掲示物の見出しなどクラスで使う物の制作
・担当した校務分掌で近々会議で提案する必要がある場合、提案書類の制作。
学年の仕事は、本当に幅広く終わりがありません。
学年全体と担任個人でどこまで同じ物を使うかという問題も出てきます。
宿題や学年便りなど全体で同じ物を使う場合は、手分けして作成すると良いと思います。
その逆で、自分が独自で使いたい物、係カード、自己紹介カードなどは、前もって制作しておくと楽です。
※学年の先生からデータをもらえたり、過去のデータが残っていたり、全部統一して作ろう!なんていう場合もあるので、相談しながら作っていくことをオススメします。
以上が始業式までの主な仕事内容になります。
これを2日間で行うには、厳しい物があります。
しかし、子どもたちや新入生はやってきます。
始業式の後も仕事は、どんどんやってきます。
みなさん、無理ないように優先順位をつけて取り組んで行きましょう。
そして、勤務時間は守られるように願っています。
ありがとうございました。
では、また
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