30代 小学校教員の1日

これから教師になる人へ

 どうも、まる先生です。

今日は、小学校の先生の1日がどのように過ぎていくか紹介しましょう。

私の場合、基本ルーティン化させています。その方が私も子どもたちも安心して過ごせるからです。

まぁ学校では、トラブルが起き予定通りになんて行かないことも多くありますが。

まる先生の1日スタート(高学年担任の場合)

歯磨き

水か白湯を飲む

ストレッチ

家族の朝食作り

朝食を食べる(プロテインを飲むことが多いです)

ジャージに着替える

 

車での出勤なので、その日のニュースや天気予報を聞いています。

ニュースなどは子どもたちに話すネタにもなりますね。

 

今の職場は家から遠いのです。

先生方や登校している児童に挨拶をして職員室の自分の席へ

カードリーダーで出勤記録をつけます。

その日の予定を確認しすぐに教室へ

 

朝は児童が登校してくる時間です。朝の用意を済ませた児童から、提出物を出し、連絡帳を書いて外に遊びに行きます。

その間に、宿題を全力でチェックしていきます。やり直しがある物には付箋で目印をつけ、やり直し用のカゴへ入れていきます。とりあえず時間まで精一杯します。

 

欠席児童の確認をし、朝学習を指示(国語・算数のプリントやワークを用意しています。終わればやり直し・読書などしても良いと言うことにします。)

 

朝の先生方の情報交換です。

1日の予定の確認、連絡事項、管理職からの連絡、児童の情報交換もします。

 

15分間は朝の会です。

日直の挨拶、保健係の健康観察、朝学の答え合わせ、今日の連絡などします。

1分間スピーチや歌を歌ったり、詩を読んだり、目標を決めたりするクラスもありますが・・・

私はできる限りシンプルです。

 

長い休み時間です。

宿題忘れは、この時間に必ずさせます。やり直しも同じく

また高学年は、委員会の活動なんかも入ります。

遊ぶには昼休みがありますからね。

 

5分休みは、次の時間の準備でなくなります。

黒板は日直が消します。(肌荒れの問題があるので、私が消すこともあります)

 授業時間は、チャイムに始まりチャイムに終わります。延長してはしません。その代わりチャイムの音が鳴る頃には着席して待つように伝えてます。そして授業が終われば次の用意を机の上に出すように指導しています。そっちの方が慌てなくて楽ですからね。

 また、専科といって音楽や家庭科は別の先生が指導されます。そのため、その時間は、まるつけ、教材研究に徹します。たまに授業も見に行きますが基本子どもたちと専科の先生を信じています。

 テストをしているときは、教材研究をしています。提出した児童のテストから○付けをはじめ、その日中に返却します。

 

給食は、私の学校の場合、給食室に取りに行くところから始まります。

手洗い・着替えを終えたら取りに行きます。こぼさないように細心の注意をはらいます。

当番と配膳を行います。

 

減らしたり増やしたりもこのときに行います。

しかし、問題はごちそうさまが13:5分ということ

私は、素早くたべ、先に歯磨きを行います。

 

給食をかたづけます。

 

やっと昼休みです。

この間に、次の日の連絡帳を書いたりトイレに行ったりします。

さて、ここでポイントです。

「まる先生は、外で遊ばないんですか?」

まる先生「はい!あそびません!!」

そういう先生なんです。

みんな割り切ってくれます。

ただ1週間に1回遊ぶ時間をつくります。係の子が企画した遊びの時間です。

その場合、一緒に遊びます。

遊んでたら体力使うし、仕事が終わりません。 

 

それぞれ児童が担当場所に行き掃除を始めます。

教員は、自教室ともう1つ学校のどこかを担当します。行き来しながら一緒に掃除します。

特に教室は念入りに!!

 

掃除から戻ってくるので、この間に配布物やノート、宿題を配ります。

 

正直5,6時間目は、子どもは、疲れてきています。

ここで国語、算数、社会あたりをやるとなかなか厳しい空気になります。(児童・学校にもよります)

体育や図工などが時間割に入っているとなかなか集中したり、開放的に体を動かしたりしています。

 

子どもたちは、トイレや帰りの用意を始めます。

ここで最終確認です。配布物の配り忘れがないかチェックです。

そして黒板をできるだけきれいにしておきます。

 

帰りの会がどんだけ早く終わっても教室からでれるのは15:45です。これを早く終われば早くでれるにすると、みんな帰りたくて貧乏揺すりをはじめます。話なんて聞いていません。

最後は先生の話で調整することにして子どもたちに伝えています。

帰りの会は、係や委員会からの連絡、明日の日直の紹介のみです。

あとは、次の日の連絡くらいですね。早く終われば、クイズや簡単なレクをします。

低学年だと、日直が今日うれしかったことを発表したりもしますね。

さよならの挨拶前に次の日の日直の紹介をします。日直は日にちを書き換えて下校します。

 

下校してすぐ黒板を次の日用にしておきます。

連絡黒板を用意したり、朝学の指示、宿題の提出カゴの設置などします。

ここで施錠して、職員室におります。

教室にはもう行きません。

 

教師の事務作業は幅が広すぎて書き切れませんが・・・代表的な物を

週案を立てる

学年便りの作成・印刷

宿題の印刷

出欠の記録

教材作成

校務分掌の仕事

教材購入・会計報告作成

アンケート・調査に回答

職員会議・学年会議

児童の記録作成

テストの採点(できなかった分)

成績の記録

職員作業

職員研修

保護者連絡

など・・・

学年で割り振りながらするので、まぁ負担は減りますが

残念なことに私の場合は単学級。

つまり私一人で学年の仕事をします。ひーーん

 

そんなことをしていると

 

あれ?みんな帰らない?

あ!帰れないのか!!

じゃ私はかえります。お疲れ様でした。

気づいたと思いますが、休憩時間なんて存在しません。トイレも1回いけるかどうかです。

これに関しては、私だけではありません。

私は、コーヒーのんだり雑談したりしません。

勤務時間は仕事に全振りです。

その代わり定時退勤を目指します。

どれだけ遅くても17:30には退勤します。

仕事も持ち帰りません。

退勤中は、車で音楽聴いたり、アニメや映画の音声のみを聞いたりしています。

 

お風呂や食事、リラックスタイムです。

 

子どもの寝かしつけに行きます。今のところ家族そろって布団に入っています。・・・また起きるんですが・・・

 

妻は0歳2歳の育児でぐったりしているので私がします。

待ち時間の間は、YOUTUBEやアニメを見ます。

ストレッチ・筋トレをおこないます

 

家事全般が終わると自由時間です。

ブログを書いたり、散歩に出かけたり、ゲームをしたりします。

 

 

さて、どうでしたか?

毎日これをルーティン化しているのです。

教員の仕事は本当に忙しいです。

休憩なんてとることができないしとると退勤時間が延びます。

退勤時間が延びても残業代はでません。

 

だからこそ

教材研は空き時間でささっとする。

できるだけ仕事は詰めて行うです。

その日のうちにできる仕事は、その日にすぐやります。

 

もしこの仕事時間で、できないことがある場合は、いたしません

キャパオーバーです。

無理してやるとそれが前例となり、さらに無理をするようになる。

他の先生方を苦しめることになる。

できないことはできないで良いのです。

 

「子どものために」なんて呪いの言葉をかけ

遅くまで必死に働くことを美談にしてはいけません。

自分や自分の家族が苦しみますよ

 

教員を目指すみなさん。
お金は安定してもらえます。
夏や冬には、休みもそれなりにとれます。
子どもと関わるのは、やはりやりがいは感じます。
大変ですが、ともに無理なくやっていきましょう。
完璧でなくてもいいのです。そこそこでね。

 

ありがとうございました。

では、また。

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